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櫛野展正氏スペシャルトークセッション

糸島国際芸術祭2018糸島芸農 スペシャルトークセッション
+ 九州大学ソーシャルアートラボ – シリーズ「アートと社会包摂」公開講座 vol. 3
アウトサイダーアートが問いかけるもの
—福祉と芸術の狭間から

今回の糸島芸農では、アウトサイダーアートのキュレーションを手がける櫛野展正氏を迎え、アウトサイダーアートの魅力、表現者たちの素顔、福祉と芸術の関係についてお話を伺います。

世の中には、障害のあるなしにかかわらず、表現せずには生きられない、表現者と呼ぶにふさわしい人たちがいます。ヤンキー、死刑囚、一見“ふつう”でも訳ありの人たち…。こうしたアウトサイダーな人たちの多くは「障害がない」がゆえに、「障害者アート」の作者として脚光を浴びることも、作品に価値があると言われることもほとんどありません。しかし、「アウトサイダーアートには、常識や良識でがんじがらめになった私たちの価値観をつき崩す力がある」と櫛野氏は語ります。

トークセッションでは、櫛野氏が運営する「クシノテラス」に所属するアーティストの作品を鑑賞しながら、アウトサイダーアートの理解を深め、多様な人たちが共生する社会にとって必要なこと、そのためにアートができること、アートと社会包摂の望ましい関係について、平場で語り合っていきます。

日時:2018年10月28日(日)14:00~15:40(開場13:30)
場所:松末権九郎稲荷神社拝殿(糸島市二丈松末)
ゲスト:櫛野展正(クシノテラス主宰、アウトサイダー・キュレーター)

司会:中村美亜(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
入場:無料 ※ただし観覧チケットが必要です。
予約:予約フォームよりご予約ください。

 

櫛野 展正(くしの のぶまさ)

クシノテラス主宰、アウトサイダー・キュレーター。1976年生まれ、広島県在住。2000年より知的障害者福祉施設職員として働きながら、広島県福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」 でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。社会の周縁で表現を行う人たちに焦点を当て、全国各地の取材を続けている。近著に『アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート』(イースト・プレス)。
*クシノテラス http://kushiterra.com

主催:糸島芸農2018実行委員会、九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
共催:公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
助成:平成30年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
後援:日本アートマネジメント学会九州部会

 

 


 
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