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ただいま絶賛準備中、万野幸美さん(日本/画家)と展示マップ作り

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気づいたらもう残暑ですね。10月の芸術祭本番まで後2ヶ月切ってんじゃん!! そんな夏休みの宿題残ってる小学生のような盆明け、皆様いかがお過ごしでしょうか。

出演アーティストもほぼ決まり(「ほぼ」ってとこがミソですよ〜)そろそろ本番に向けて色んなことを詰めていかなければなりません。 というわけでさっそく展示マップ作りの打ち合わせにお邪魔してきました。

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今回の展示マップはかなり豪華になりそうな予感! イラストレーター万野幸美さん歴史研究家、有田和樹さんのコラボ制作です。
その万野家のお宅での打ち合わせとなりました。

万野幸美さんといえば、動物や自然を柔らかで色鮮やかに描かれるイラストレーター/画家です。

最近の仕事「糸島のおくりもの帖」でそのイラストをお目にした方も多いのではないでしょうか。

IMG_0130アイデアが次々に出る幸美さん。打ち合わせの間中、イラストを描く手がとまることなくプロの仕事に一同感心しきりです。

また、個展『white canvas』では生存の危機に瀕した、いわゆる絶滅危惧種と呼ばれている動物達をモチーフに、美しい共存の世界を描いた万野さん。
お家の中を見上げると個展の作品がさりげなく飾ってあります。

ほぉ〜、大作!個展の時にも感じましたが、幸美さんはこのような大きな作品になると、しなやかな強さが加味され、印刷物などの小さな媒体とはまたガラリと雰囲気が変わるレンジの広い作家さん。
ホワイトキューブがお家になったような空間での打ち合わせになんだか得した気分です。
次回はぜひ出展してほしか〜。

yukimi manno「white canvas」 Yukimi Manno「white canvas」
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今回は主に糸島の郷土史に精通した、若き長老の異名を持つ有田和樹さん監修のもと、いつもの万野さんならではのタッチとはまた違った作風になる予定です。
出来上がりが大変楽しみですね。

mannofamily万野ご夫妻。旦那さんにはHPなどでお世話になっています。

また、万野ファミリーといえばスタッフに旦那さんがいることもあり、この糸芸のサイトでもよく登場してもらっています。
今まではお父さんとムスメ、というコンビで色々なことに参加していただいてましたが、とうとうお母さんまで引っ張りだしてしまいました・・・。

ご家族でお世話になる万野ファミリーに頭があがりません。

 

 ■万野 幸美 (画家 / イラストレーター)

専門学校日本デザイナー学院を卒業後、福岡市内のパッケージデザイン事務所の専属イラストレーターとして、約5年間勤務。2001年より、フリーランスのイラストレーターとして活動開始。 広告のイラストレーションを中心に、雑誌挿絵、電子書籍絵本・装丁画・オブジェ制作・店舗ウインドーのイラストを水彩絵具、カラーインク、墨、アクリル絵具を使用し制作。
作家として、靴やバッグに絵付けをした作品をアジア美術館併設SHOP uchu-do space にて販売中。

2013年より、母校でもある専門学校日本デザイナー学院九州校の非常勤講師(イラストレーション、描写)を担当。
地域指導員として、シニア、成人を対象とした(ツキイチ水彩画教室)も開催中。

●Exhibition
2010年 マレーシア国立美術館Kuala Lumpur Design Week出展/作品は美術館に保存 2010年

(財)福岡市文化芸術振興財団主催アートリエ 展覧会「white canvas

ウェブサイト
http://yukimi.manno.jp/